いけばなには「〇〇流」がたくさん在りすぎて、よくわかりません。それに、敷居が高そうで・・・。
そうですね。
いけばなには「〇〇流」というのが、たくさんありますね。
日本いけばな芸術協会に所属するいけばな流派だけでも、数百流派もあります。
それぞれの流派には、それぞれの流派が誕生した歴史的背景やニーズがあります。
またこれから先、何を目指して進んで行こうとしているのかなどもいろいろです。
よって、自然と生け方(作風・雰囲気)も皆さまざまです。
ですから、あまり「〇〇流」とか難しく考える必要はなく、
「こんな生け方、好きかなぁ~」
「この空気感、いいなぁ。私好みだなぁ」
そんな感じで良いと思います。
また
「いけばなって、何だか敷居が高くて・・・」
とおっしゃる方もありますが、いけばなをしている者からすると
「えっ、そう・・・?」という感じです。
本人たちは全くそんな事は思ってはおらず・・・。
「花を生けていると、何だか心が休まるなぁ~」
「わっ、この作品素敵っ!」
「今日はどんな風に生けてみようかなぁ」
など、楽しんでやっている感じです。
ですから、あまり固定観念にとらわれず、肩の力を抜いて関わって頂けると嬉しいなと思います。
随時、体験教室も開催しております。
お気軽にお越しくださいね。
「いけばな」を始めるには、どのような道具が必要ですか?
学生でも学べますか?
はい。
大人はもちろん、学生さんでも子供さんでも自分で鋏を扱うことができれば大丈夫です。
年齢や性別に関係なく、どなたでもお越しいただけます。
閑渕流では、「箱」や「袋」「グラス」など身近な生活小物を取り入れた遊び心のある楽しいいけばなにも取り組んでいます。
そもそもの用途とは違う角度から光をあて、植物と組み合わせることでおもしろい作品がうまれてきます。
若い柔軟な頭脳と感性・発想力で、新しいいろいろな作品にもチャレンジして行っていだたけると嬉しいです。
きっと楽しいですよ。
家にいけばなを飾るための「床の間(とこのま)」がありません。
はい、全く問題ありません。
そもそも、閑渕流は昭和18年に旧満州の大連で創流されました。
当時の大連は国際港を控えた近代的な都市だったので、従来の「いけばなは床の間に飾るもの」という古典的ないけばなが、その文化や環境にマッチしませんでした。
「新しい街にふさわしい、新しい花を生けよう」と創流されたのが、いけばな閑渕流です。
戦後は、故郷の広島県福山市に本部を置き「いけばなの伝統を大切にしながら、時代や環境の変化とともにいけばなも進化していこう」と歩んで参りました。
ですから閑渕流のいけばなは、「床の間にも生けられる」「玄関や洋室、マントルピース(壁に作り付けた暖炉の飾り棚)の上、ショーウィンドウ、現代的なホールのような空間にも似合う」いけばなとなっております。
「この通りに生けなさい」と言われるのは嫌です。 自分らしく自由に生けたいです。
帰りの時間帯が遅くて心配です。
教室の終わる時間帯でも人通りは多いです。
教室の地階「関西スーパー」さんも、すぐお隣の「あべのキューズモール」さんも22時まで営業していますし、教室の終わる時間帯でもまだまだ多くの人で賑わっています。
また鉄道各線の駅もすぐ近く、地上階ルートでは明るい阿倍野筋沿いを通って、地階ルートでは買い物客で賑わうあべのキューズモールさんの中を通って駅まで行くことが出来ます。
「人の気配がなくて心配だな・・・」と感じることは、まず無いかなと思います。
急にお稽古をお休みしないといけなくなってしまいました。
その日に生ける予定だった花材は、学習センター受付窓口にて預かって頂くことも可能です。
生ものですので、出来るだけお早めにお受け取りください。
ご自宅で、ぜひ生けてみられてくださいね♪
また、もし早めにご連絡いただけましたら、花材をストップすることも可能です。
その場合の花材代は、いただきません。
男性もお稽古に通えますか?
はい、もちろん大歓迎です。
「いけばな」っていうと女性的なイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、むしろ男性ももっともっといけばなをされる方が増えればうれしいなとさえ思います。
実際には女性の割合がだんぜん多いのですが、
私どもの教室では
「メンズいけばなって、かっこいい!」
「いけばなをする男の人って、おしゃれ」というお声が聞こえてきます。
そもそも、いけばなをするのに男性も女性も関係ないのですけれど・・・、ね?
お稽古は正座ですか?
基本的には、和室で正座ではなく、洋室で椅子とテーブルでお稽古しています。
ただ、阿倍野市民学習センターでは、お部屋の予約は抽選によってどのお部屋を利用できるかが決まります。
ですので、抽選の結果によっては、和室を利用する場合もございます。