「基本花型」
「株分け生け」
「連作生け」
2つ以上の花器を使って、1つの作品に仕上げます。
こちらの作品は遊び心も少し取り入れて、姫がまの葉をくるっと丸い輪にして軽やかな作品に。
いつものお稽古用の花材で楽しめました。
「三重生け(さんじゅういけ)」
上下に3か所の挿し口がある三重花器。
高さのある、応用的な生け方です。
こちらはお正月用の作品です。
竹を切って出来上がった3か所の挿し口に、それぞれ花材を挿しています。
宝船の水引や扇も取り入れて、華やかさを添えます。
和の素材ですが、洋室やホールのような空間にも似合いそうです。
「小品花(しょうひんか)」
「壺生け(つぼいけ)」
「かけ生け」
「造形いけばな」
「非形象いけばな」
「箱」を用いて生ける
「自由創作」
いけばな作品
いかにも熱帯の花らしい
色鮮やかなヘリコニアを2種類いただきました。
それにしても、大きいっ!
重いっ!
うんと短くして、生けました。
いけばな作品
凛とした姿で咲く
純白の「鉄砲ゆり」は、日本固有の植物です。
華やか過ぎないところが
素敵だなと感じます。
閑渕流オリジナルの花器に生けました。
いけばな作品
先日のいけばな展に使った、ツルウメモドキ。
いけばな展の期間中には、実が青いまま。
なかなか鮮やかなオレンジ色のお顔を覗かせてはくれなかったのでした・・・。
自宅へ持ち帰った、今。
ようやく実が弾けてオレンジ色になってきました。
秋には欠かせない花の一つ、りんどうと
自宅で育てているスプレンゲリーの葉を足して、生け替えてみました。
いけばな作品
個性ありありの風貌をした「パフィオペディラム」
洋ランの仲間です。
その姿から「女神のスリッパ」という意味だそう。
シンプルにひかげのかずらと取り合わせ、お正月に使った大王松の葉をそっと、添えてみました。
小さなスペースでも楽しめる「小品花」
いけばな作品
お正月に使った大王松。
オリエンタルリリーとスターチスを足して、生け替えました。
変形花器を使った「小品花」
いけばな作品
桜の木。
あまり蕾のついていない枝だったのですが・・・。
枝ぶりがきれいで、面白みがあったので
少し矯めて
基本の花型で生けてみました。
いけばな作品
農産物直売所で目にした、農家さんが育てたグラジオラス。
ごくごく普通のグラジオラスですが、何となく惹かれ…。
グラジオラスだけで生け、仕上げに少しかすみ草を添えてみました。
「小品花」
いけばな作品
初冬の季語にもなっている、ツワブキの花。
近畿地方にも、とっくに木枯らし1号が吹いたとか…。
自宅で育てているツワブキが、黄色い花を咲かせました。
ツワブキだけで素朴に「小品花」
いけばな作品
日中はまだもう少し夏日だったりしますが、
草むらから聞こえてくる秋の虫たちの声は心地よく、なぜだか穏やかな気持ちに…。
秋の七草から、ススキと藤袴を生けてみました。
万葉の時代には
すでに日本人の身近にあった、秋の七草。
悲しいかな。
今では開発などによって里山が失われ、草地が減り…。
野生の秋の七草たちは、絶滅の危機にあるという。
今から数十年、数百年後にも、
日本の原風景が残っていて欲しい…。
いけばな作品
青い紙風船のような実をつけているのは
風船唐綿(ふうせんとうわた)。
なかなかのユニークな姿。
この風船のような実が熟して弾けると、
中からタンポポのような綿毛が風に乗って、ふわふわ…。
花言葉は「たくさんの夢」
さてさて、どこへ飛んで行くのかな…?
原産国の南アフリカでは
この綿毛を集めてクッションの詰め物にするのだそう。
いけばな作品
とうもろこしの赤ちゃん、ベビーコーン。
そのまま成長すると、普通のとうもろこしに。
でも実がたくさんあると栄養が分散されてしまい、大きく育たない。
なので…、未熟なうちに間引かれてしまう宿命にある、ベビーコーン。
とうもろこしを主食にする国も、たくさんありますね。
田舎での暮らしが大好きで、畑でとうもろこしを育てていた、義祖母。
収穫時期、本当はもう少し待ってから収穫する方が美味しいのだけれど…。
「人間が収穫するのが先か、タヌキが先か…? タヌキと競争だよ」と、話していたっけ。
そんな昔話を懐かしみながら、ベビーコーンを生けたのでした。
いけばな作品
立秋を過ぎた頃から、夜になると秋の虫たちの声が聞こえて来るようになりました。
昼間は本当に本当に暑いのに、虫たちの体内時計ってスゴイですね。
道端の柿の木も青い大きな実を付けていましたよ。
季節は着実に秋へと移って行っているようです。
とはいえ、昼間はまだまだ暑いので…
ハート形のアンスリウムと、鳥のくちばしのような形のヘリコニア。
熱帯の植物たちを生けてみました。
いけばな作品
極楽浄土の七宝池に咲き輝く花、蓮。
仏教では最上の花とされ、とても大切にされている植物です。
お盆ももうすぐですね。
泥水の中から茎を伸ばし、綺麗な花を咲かせる蓮の花。
蓮は花が咲いた後に実をつけるのではなく、
花が咲いた時にはすでに実をつけているという珍しい植物。
これには、人は生まれながらにして
迷いの多い俗世にあっても、悟りを開く心が備わっている…という仏教の想いが込められているのだそう。
俗世の中で、迷ってばかりいる…、私。
いけばな作品
いけばな作品
いけばな作品
6月6日は、いけばなの日です。
古来より、芸道の上達を祈念して稽古始めは6歳6月6日が良いと言われてきました。
弊流も所属します日本いけばな芸術協会の呼びかけに賛同して、今年はトルコギキョウのいけばなを生けることに。
花言葉は「優美」
花の力で明るく元気になれますようにヽ(*´∀`)ノ
いけばな作品
ふわふわの穂を実らせているのは、粟(あわ)。
そう五穀のうちの1つ、粟です。
日本では古く古く縄文時代から栽培されてきた農作物。
ちょっとおもしろい姿をした紫陽花に出会ったので、一緒に生けてみました。
いけばな作品
小振りな葉のその名も、小はぜ。
自宅で育てている紫陽花の葉を一枚添えてみました。
紫陽花の花も、もうすぐ咲きそうです。
いけばな作品
窓を開けると、吹き抜ける風が
心地よく感じられるようになって来ました。
外を歩くのも
ひなたではなく、日陰を選んで歩いていたり。
いつの間にやら…
いつの間にやらです。
いけばなも、少し涼しげな色合いで…「小品花」
いけばな作品
ほんの5ミリほどの少し赤みがかった、小さな小さな花たち。
花言葉は、飾らぬ美。
夏ハゼが、可憐な花を咲かせています。
こんな、小さな小さな花たちですが…
花の咲いた後、秋に実る黒い実にはブルーベリーをもしのぐほどポリフェノールが豊富に含まれているのだとか。
「和製ブルーベリー」の異名さえあるほど。
そんな夏ハゼを少し基本のスタイルから離れて、創作いけばなにしてみました。
いけばな作品
「Golden bells(黄金の鈴)」という英名を持つ、
レンギョウの花。
西洋には
「春はレンギョウの花で始まる」
という言葉もあるのだとか。
近畿地方にも
春一番が吹きました。
いけばな作品
花菖蒲の葉によく似た姿をしているのは、オクラレルカの葉。
どちらも、アヤメ科の植物です。
春になると咲く紫色の花もまた、花菖蒲にそっくり。
沖縄では、4月になると水田一面を紫色に染める、オクラレルカの花でお花見をするのだとか。
いけばな作品
今から100年ちょっと昔…
ゴールドラッシュに沸く、南アフリカ。
「太陽の国」とも言われるほど
年間を通じて晴天の日の多い温暖な国。
アフリカ大陸最南端の国です。
その動植物の種類の多さは目を見張るほど。
そんな南アフリカの
金の採掘場で発見されたのが…、ガーベラ。
今では日本でも、すっかりお馴染みの花に。
いけばな作品
くるくるっと愉しく輪にして使っているのは、
フォーミアムの葉。
ニューサイランの仲間です。
とっても頑強な繊維の持ち主。
力いっぱい引っ張っても、ねじっても、びくともしません。
本当に丈夫。
南半球 ニュージーランドが原産の植物です。
そう、鳥だけれど飛べない…という、
まん丸い体型のなんとも愛らしい鳥・キーウィのいる国。
そんなフォーミアムの葉を、
2つの花器を使って連作生けにしてみました。
いけばな作品
コアラが主食にするユーカリ。
生けている時から
ハーブのような、とっても爽やかないい香りがしています。
でも…
今回生けた「グニー」という品種のユーカリ。
実は、コアラは食べない品種なのだそう。
数百種類もあるユーカリのうち、
コアラが食べるのは、ほんの10種類ほどなんですって。
いけばな作品
やさしくてチャーミングな、桃の花。
ひな祭りも、もうすぐ。
桃の花を
同じく桃色の花たちと取り合わせてみました。
いけばな作品
黄色い花の名前は、モカラ。
あまり聞き慣れない名前ですが…。
蘭の仲間です。
自然界に自生する蘭ではなく、3種類の蘭を人工的に掛け合わせて誕生した蘭なのだとか。
しおれにくく、持ちもよいのでハワイアンレイにもよく使われる花なのだそう。
そう聞くと、ちょっぴり親近感も。
そんなモカラを
くるくるしたクラフトワイヤーと一緒に楽しく生けてみました。
いけばな作品
いけばな作品
いけばな展に使った花材たち。
まだまだ元気なので、
ベランダで育てたヒペリカムと取り合わせて生け替え。
いけばな作品
枝先が赤く染まった、メラレウカ。
南半球 オーストラリアの東海岸が原産のハーブです。
手で触れると、柑橘系のとっても爽やかな香りが…。
かつて
イギリスの海洋探検家 キャプテン・クックがお茶として飲んだことから「ティーツリー」とも。
そして
殺菌力・抗感染力があるため、
オーストラリアの先住民 アボリジニは、万能薬として愛用していたのだとか。
コロナ禍の現代にも重宝しそうな植物のようです。
いけばな作品
黄緑色の丸い形をしているのは、檜扇(ひおうぎ)の実。
檜扇といえば、古来から厄除けの植物とされ、祇園祭の期間中、京都では民家の床の間や玄関に飾られるのだとか。
そして祇園祭もまた、平安時代に疫病退散を願って始まったという神事。
それなのに…
令和の今、コロナウイルスの収束を願いつつも、感染拡大防止のため開催するのもなかなか難しいなんて…。
何だかとっても皮肉。
早く穏やかな日常が戻りますように。
いけばな作品
青々とした姿が涼しげなイネ科の穀物、ソルゴー。
「モロコシ」「タカキビ」「コーリャン」などの別名も。
そう、とうもろこしの仲間です。
原産は熱帯アフリカ。
4000年も昔の遺跡から種子が発見されているという。
現代でも、グルテンフリー&ギャバが豊富で栄養価も高いので、スーパーフードとしても注目される優れもの。
グラノーラの中にもよく混ざっているんですって。
いけばな作品
いけばな作品
「6月6日はいけばなの日」
~『希望』の花言葉を持つガーベラを生けよう~
の呼びかけで生けた作品。
いけばな作品
お稽古に使ったヤシオツツジ。
その切り落とした枝ぶりが少し面白い形をしていたので、えのころ草と一緒に生けてみることに。
暑い時期、
信号待ちの道路脇や空き地で風にゆらゆらと揺れて、涼を感じさせてくれるえのころ草。
大好きな花材です。
いけばな作品
網目状の金網をクルクル使って楽しく♪
萩焼の花瓶に生けてみました。
いけばな作品
わが家のベランダで育った紫陽花。
いけばなのお稽古で生けたあと、茎を挿し木にしていたものが根付いて小さな花を咲かせました。
まだまだ、ちびっこ&もやしっこ。
元気に大きくなぁ~れ。
いけばな作品
緊急事態宣言が延長され、医療体制の厳しい状況が続く中、
少しでも外出を自粛するべく、野菜売り場で出会った野菜たちでいけばなを楽しんでみました。
こちらの緑色の葉っぱ。
いけばなではよく用いられる「ぎぼうしの葉」にそっくりな姿をしていますが…。
実は、山形県産の伝統野菜「小笹うるい」
東北地方では昔からよく食される山菜なのだとか。
もちろん、いけばなで楽しんだ後は美味しくいただきます。
いけばな作品
身近な食器を用いて楽しく生けてみる。
小ぶりの陶器、三段のお重で。
いけばな作品
街中でもよく目にするソテツ。
とても硬くて頑丈な葉を
その姿を生かして生けてみました。
いけばな作品
こちらもガラスの平皿と、金魚が泳ぐ陶器のピッチャーにて。
夏の作品。
いけばな作品
ワインを美味しくいただいた後は、いけばなで。
2度、楽しめました。